
車を売るつもりは無いけど・・・カー用品は売れるのかな・・・?
カーナビを新しくしたり、車のパーツの一部を交換する場合に、ふとこんな事を考えた事はありませんか?
カー用品は売れる?
はい、中古カー用品は活発な市場があり、多くのアイテムが売買されています。特に専門性の高いパーツや人気ブランドのアイテムは、予想以上の高値が付くこともあります。このガイドでは、どのような物が、いくら位で、どこで売れるのか、そして売却時の注意点について解説します。
✅ 売れやすいアイテムの特徴
- 人気ブランド品 (BBS, Rays, Recaro, HKS など)
- 比較的新しいモデル (特にナビゲーション)
- 人気車種の専用パーツ (スポーツカー、人気SUVなど)
- 状態が良いもの (傷や錆が少ない)
❌ 売れにくいアイテムの特徴
- 消耗品 (古いタイヤ、摩耗したブレーキパッド)
- 状態が著しく悪いもの
- 人気のない車種の純正(ストック)部品
- 古い電子機器 (CDプレーヤーなど)
どんな物が高く売れる?


高額買取が期待できるのは、主に「ブランド力」と「需要」があるアイテムです。グラフは、一般的なパーツの買取相場(例)と、需要の高いカテゴリを示しています。特に社外の高性能パーツや有名ブランドのホイール、シートは高値が付きやすい傾向にあります。
高額査定が出やすい主なカテゴリ
1. ホイール & タイヤ
BBS, Rays, Workなどの有名ブランド。特に鍛造(Forged)ホイールは高額。タイヤは新しく溝が残っているものが対象。
2. パフォーマンスパーツ
マフラー、車高調(サスペンション)、エアクリーナーなど。HKS, Blitz, Teinといった有名メーカー品が人気。
3. ナビ・電子機器
新型のメモリーナビ、大画面ナビ。ETC2.0や新型ドライブレコーダーも需要があります。型落ち品は値下がりが早いです。
4. 内装パーツ
Recaro, Brideなどのバケットシート、セミバケットシート。Momo, Nardiのステアリングなども根強い人気。
どんな所で売れる?
売却先は大きく分けて「専門買取店」と「個人売買」の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、売りたいアイテムや手間を考慮して選ぶのが賢明です。
① カー用品専門 買取店
(例: アップガレージなど)
メリット:
- その場で現金化できる
- 取外しサービスを依頼できる (※後述)
- 多数のパーツを一度に売れる
- 専門知識があるため査定が早い
デメリット:
- 個人売買より買取価格は安め
② 個人売買 (ネット)
(例: ヤフオク!, メルカリなど)
メリット:
- 買取店より高値で売れる可能性
- 希少品はマニアが高値で買うことも
デメリット:
- 自分で取外す必要がある
- 出品、梱包、発送の手間がかかる
- 手数料や送料がかかる
- クレームなどの個人間トラブルの恐れ
③ チューニングショップ
(例: 地域の専門ショップ)
メリット:
- 高性能パーツの価値を正しく評価
- 次のパーツ購入の足しにできる
デメリット:
- 汎用パーツは扱わない場合がある
- ショップの得意分野に限られる
売却時の注意点・よくある質問
売却を考える際によくある疑問点をまとめました。
Q. 古くても売れる?
はい、売れます。 ただし、条件があります。
いわゆる「旧車」と呼ばれる人気クラシックカー (例: AE86, スカイラインGT-R, RX-7など) のパーツは、古くても非常に高い需要があります。特に「純正部品(OEM)」は、廃盤になって希少価値が上がっているものが多く、高額で取引されます。
Q. 逆に売れない物は?
- 消耗・劣化したもの: 溝のないタイヤ、ひび割れたダッシュボード、破れたシート、著しい錆があるサスペンションなど。
- 安全に関わるもの: 一度作動したエアバッグ、大きな歪みのあるホイール。
- 人気のない車種の純正部品: 需要がほとんどないため、買取不可か、非常に安価になります。
- 古い電子機器: MD/CDデッキ、タッチパネル非対応の古いナビなど。
Q. 自分で取外ししないといけない?
売却先によります。
🔧 専門買取店 (UpGarageなど):
店舗のピットで取外しサービスを提供している場合が多いです。工賃は「無料」「有料(数百円〜数千円)」「買取価格から相殺」など、店舗やパーツによって異なります。車に取り付けたまま査定に持っていくことが可能です。
📦 個人売買 (Mercariなど):
必ず自分で取外す必要があります。 出品・梱包・発送をすべて自分で行うのが前提です。
中古カー用品売却の総括
中古カー用品市場は非常に活発で、多くのアイテムに買取価値があります。売却成功の鍵は、アイテムの「種類・ブランド」と「売却先の選択」にあります。
買取価値と価格
一般的なアイテムでも売却可能ですが、特に「社外品の高性能パーツ」や「人気ブランドのホイール・シート(例:Recaro、BBS)」は高額査定の対象です。買取価格は純正品と比べて大幅に高くなる傾向があります。
また、古くても旧車の純正廃盤部品は希少価値から高値が付くことがありますが、極端に劣化した消耗品は売却が難しいでしょう。
売却先と取外し
売却先は、「専門買取店」と「個人売買」の二択です。
- 専門買取店(アップガレージなど): 手間なく、即座に現金化でき、取外しサービスを依頼できるのが最大のメリットです。
- 個人売買(メルカリ、ヤフオクなど): 高額で売れる可能性がありますが、取外し、梱包、発送、トラブル対応を全て自分で行う必要があります。
車用品を売却する際は、アイテムの状態を確認し、手間と価格のバランスを考慮して最適な方法を選ぶことで、より満足度の高い取引を実現できます。

